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おしらせ

大堀 具視 教授が著書を出版しました

本学リハビリテーション学科作業療法学専攻長の大堀 具視 教授が、この度『利用者の“動き出し”を引き出すコミュニケーション』を出版いたしました。4月1日より全国の書店に並んでいますので、ぜひご覧ください。

大堀 具視 教授からのコメント

医療や福祉の現場では病名や障害名、検査データ、要介護度や認知症の行動心理症状(BPSD)の有無など本人を見なくても得られる情報によって本人の印象が形成され、先入観として刷り込まれやすい傾向にあると思います。また、それらの情報はほとんどが本人をマイナスの方向にイメージ化してしまいます。そのイメージによって見えるはずのものを見えなくさせてしまいます。だからこそ発する言葉、表情や仕草、また私たちが発した言動への反応といった本人を見ることで得られる情報によって、先入観を払拭し利用者を正しく理解する態度が求められます。ケアはコミュニケーションです、私たちが発信するだけではなく利用者も常に発信し続けています。その発信に気づく目と、その発信を感じられる手を持つために、つまり本当の意味で利用者主体のケアを実践するためにヒントとなる至ってシンプルな9つのポイントを、挨拶程度に短い102の言葉にまとめました。

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