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山崎 史郎客員教授による講演「人口減少と社会保障 ―急速な人口減少にどう対応すべきか―」を開催

 4月22日(金)、月寒本キャンパスの大講堂で山崎 史郎客員教授による講演「人口減少と社会保障 ―急速な人口減少にどう対応すべきか―」が行われました。山崎 史郎客員教授は、厚生省高齢者介護対策本部次長、内閣府政策統括官、内閣総理大臣秘書官、厚生労働省社会・援護局長、内閣官房地方創生総括官を歴任した後、2018年7月から2021年11月まで駐リトアニア特命全権大使を務められました。この間介護保険の立案から施行まで関わったほか、若者雇用対策、生活困窮者支援、少子化対策、地方創生などを担当。2021年9月にはリトアニア政府から功績により外交スター勲章を授与されました。現在は日本医療大学客員教授に加え、内閣官房参与(社会保障、人口問題担当)、内閣官房全世代型社会保障構築本部総括事務局長を務められています。

 講演では、高齢化や少子化による人口減少と社会保障の関係について、各国の出生率の動向や人口減少に対する各国の方策なども交えながら、幅広い視野から現状をわかりやすく説明。その後、日本の少子化の要因の一つに、「仕事と育児」の両立が困難なため、若い世代が子どもを持つことに不安を抱いていることをあげ、その「仕事と育児」の両立支援に関する課題や今後の対策等について多様な切り口からお話をいただきました。

 参加した本学の学生、つしま医療福祉グループの職員や本学教職員合わせて約550名は、皆熱心に聴講し、知見を深めました。今後も引き続き講演を行っていただく予定となっています。

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