卒業生からのメッセージ

看護学科

市立札幌病院 看護師
木谷 友香さん(滝川高校出身)

小さな命を見守る責任とやりがい。実りある4 年間を糧に、新生児看護の夢をかなえました

小児や新生児の看護に興味があり、総合母子周産期センターがある市立札幌病院を志望しました。地域の中核病院として幅広い診療科と高度な医療体制が整っていること、3次救急や精神医療センターなどの専門分野にも特化していることから、もし小児科以外の科に配属されてもやりがいを持って働けそうだと思ったのです。
入職後は希望がかない、新生児内科(NICU)で働いています。低出生体重児は体の機能が成
熟していないため、ほんの少しふれるだけでも細心の注意を払います。中には700gほどで生まれて長期入院するケースもあり、ご家族の不安は計り知れません。だからこそ、たくさん泣いてミルクを飲んで、どんどん大きくなっていく姿を見るのはとてもうれしいものです。元気に成長した赤ちゃんと一緒に帰るご家族の幸せそうな笑顔が一番の喜びです。
学生時代を過ごした真栄キャンパスは福祉施設が併設しており、イベントやボランティア活動などを通してさまざまな方と交流することができました。ここで培ったコミュニケーション力は、患者さんやご家族、他職種など多くの方と関わる医療の現場に活きていると感じます。実習では記録と緊張に追われて眠れない時もありましたが、友人と励まし合いながら乗り越えることができました。コロナ禍で就活が思うようにいかないこともありましたが、先生方が親身に指導してくださったおかげで今の私があります。これからも知識と技術を積み重ね、患者さん一人ひとりに最適な看護を提供できる看護師になりたいです。

リハビリテーション学科 理学療法学専攻

社会医療法人仁陽会 西岡第一病院 理学療法士
川島 有紀子さん(駒澤大学附属苫小牧高校出身)

手厚いサポートのもと、競技と勉強を両立。大学で学んだ基本が現場で役に立っています

小学校1年生からアイスホッケーを始め、高校時代には世界選手権に出場しました。しかし高校3年生の夏、ケガで日本代表選考から外れてしまいました。そこで「将来競技をやめた後もアスリートとしての経験を生かせる職業はないか」と考え始め、当時お世話になっていたトレーナーのアドバイスで理学療法士を志すようになりました。
大学入学後は日本代表チームの指定強化選手として競技と勉強に追われる日々でした。1期生で学生数が少なかったので先生方との距離が近く、些細なことでも気軽に相談できる雰囲気があり、安心して学生生活を送ることができました。4年次から始まる国家試験対策も手厚いサポートが受けられ、切磋琢磨し合える仲間とともに勉強に打ち込み、合格を果たすことができました。
現在の職場はスポーツ整形に力を入れており、私は術後の患者さんのROM訓練や個別トレーニング指導を行っています。学生時代に実習を経験したとはいえ、現場ではわからないことだらけです。自ら患者さんを受け持つようになり、一人ひとりに合った指導を行うために勉強しなければいけないことも見えてきました。同時に、大学で学んだ基本的な解剖学や生理学の知識が現場で最も役に立つことを改めて実感しています。
理学療法士としてのキャリアはまだ始まったばかりです。大学や現場での学び、アスリートとしての経験を糧にして、「この人に担当してもらえてよかった」と感じていただけるセラピストになりたいと思っています。

リハビリテーション学科 作業療法学専攻

医療法人ひまわり会 札樽病院 作業療法士
古川 嵩空さん(北見柏陽高校出身)

臨床経験豊富な先生に恵まれた4年間。誰もが元気に暮らせる地域づくりが目標です

高校時代に病院の職場見学を体験し、医療の中でも患者さんの生活に深く関わる作業療法士に興味を持ちました。進学に向けて複数校のオープンキャンパスに参加しましたが、一番温かい雰囲気だったのが日本医療大学でした。ここなら、前向きに勉強に取り組めると確信しました。
入学後は臨床経験豊富な先生に恵まれ、充実した学生生活を送ることができました。著名な先生でも気さくに話せる雰囲気があり、高度な技術や現場の経験談を惜しみなく伝授してもらいました。在学中はもちろん、今でも相談に乗ってもらっています。
現在は脳血管障害や整形外科などの患者さんを対象に、回復期のリバビリテーションを担当しています。作業療法士の使命は、患者さんが望む作業を行えるように支援することです。そのためにも患者さん自身が主体的に取り組めるようなサポートを心がけています。高齢の患者さんの場合、退院後の生活を支えるご家族のケアも重要な課題です。医師やソーシャルワーカーと連携し、チーム医療の視点からより良い提案を行うためには、まだまだ勉強が必要だと感じています。
今後はさらに自己研鑽して知識や技術を深め、病院だけではなく地域の人々の健康を支えていきたいです。多くの人がいきいきと自分らしい生活を楽しめるよう、認知症予防も踏まえた地域リハビリテーションに寄与できればと願っています。

診療放射線学科

北海道大学大学院 医理工学院 量子医理工学コース 臨床医学物理学分野
花田 幸奈さん(札幌平岡高校出身)

医学物理士として基礎物理学を究め、放射線治療の進歩に貢献したい

3年生の臨床実習で「診療放射線技師だけではできることに限界がある」と感じ、放射線の基礎となる物理学を究めたいと考えるようになりました。北海道大学医理工学院は放射線生物学や放射線物理学、核医学や放射線治療など幅広い分野の研究ができる上、臨床現場で放射線治療に携わることのできる医学物理士の受験資格も得られるため、進学を決めました。
大学院の受験にはTOEICのスコアが必要な上、志望する研究室は出題も日常的なコミュニ
ケーションも英語なので、英語を猛勉強しました。4年生の夏は臨床実習と並行して大学院受験・卒業論文・第1種放射線取扱主任者試験・国家試験の勉強をしていたのでほんとうに大変でしたが、すべての試験に合格した自分をイメージして乗り越えました。先生方にも国家試験対策や補講、勉強の相談など細やかにサポートしていただいた上、夜遅くまで一緒に勉強して励まし合った友人たちの存在も大きな支えになりました。
現在は、物理学分野における原子核反応の生成断面積を取得する研究を行っています。診療放射線技師としてさらに知識を培うことはもちろん、世界的な研究者が名を連ねる理化学研究所で実験できる機会があるのも大きな喜びです。修士課程終了後は、医学物理士に加えてCTや核医学の認定技師資格を取得し、病院勤務を通して臨床の課題と改善点に向き合っていきたいと考えています。そして博士課程に進学して研究を深め、いつの日か私の研究成果が放射線治療の技術革新に役立つならば、これほどうれしいことはありません。

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