学生インタビュー

看護学科

助産師になりたい。「知る喜び」を積み重ね、夢に向かって歩み続けます

保健医療学部 看護学科4年
札幌第一高校出身

本学の教員陣は各分野の第一人者が集まっている上、多学科連携によりチーム医療が学べること、病院が隣接していて医療現場が身近であることが入学の決め手になりました。「看護学生は勉強が大変」と思われがちですが、質問に行くとわかるまで丁寧に教えてくださる親切な先生が多いので、前向きな気持ちで勉強に取り組むことができます。
助産師になるのが夢なので、母性看護学の授業はとても興味深いものでした。妊娠中はもちろん出産後の新生児に対する看護も学び、ビデオ視聴などを通して出産時の看護師の仕事について具体的にイメージすることができました。 
老人医療について深く学べたことも、本学ならではの経験でした。実習で認知症の患者さんとのコミュニケーションに戸惑ったことがあり、他分野とは異なるアプローチの必要性を実感するとともに、カルテや話の内容だけでなく、様子や行動からわかることがあることを学びました。
大学の学びは「知らないことを知る喜び」の連続です。卒業後は助産師専攻科に進学し、母子ともに安心できる環境や看護を提供できる助産師になりたいです。

リハビリテーション学科 理学療法学専攻

探究心を真摯に受け止め 寄り添ってくださる先生方と出会い 大学院進学の夢が生まれました

保健医療学部 リハビリテーション学科 理学療法学専攻4年
小樽潮陵高校出身

1年次から、疑問が生じたらとにかく先生に質問することを心がけてきました。先生方はどんな質問にも真摯に答えてくださり、自分が納得できるまで説明してくださいます。生理学の授業では細胞がどのように活動し、どのように筋とつながって動かしているのか、理論的に理解できるのがとても面白く、毎回の授業が楽しみでした。これがきっかけで、神経筋接合部を研究するために大学院に進学したいと考えるようになりました。ゼミの先生が日本でトップクラスの研究施設がある札幌医科大学のラボを紹介してくださり、受験準備を始めています。学生に真剣に寄り添ってくださる先生方と出会えたことを、とてもうれしく思います。
コロナ禍で実習に行けない時期は、先生方の配慮でオンライン実習が実施されました。ゼミごとにさまざまな症例の治療方針や評価法を考える内容で、これまで学んできた知識を実践に結びつけて理解することができ、とても印象的でした。これからようやく本格的な病院実習に行くことができるので、患者さんとのコミュニケーションをしっかり学んできたいと思います。

リハビリテーション学科 作業療法学専攻

実習を通して気づいた作業療法の可能性。目標は、人生に寄り添う作業療法士

保健医療学部 リハビリテーション学科 作業療法学専攻4 年
置戸高校出身

高校の福祉科で介護を学び、福祉に加えて医療の視点も獲得したいと考えて本学に入学しました。2年次の病院実習はコロナで中止になりましたが、本学のグループ施設で代替実習を行ってもらうことができました。高齢の利用者さんの中には感情のコントロールが難しい方もいましたが、丁寧に接すると落ち着いてくれて、相手を観察・分析して声かけや対応を工夫することの大切さを実感しました。 
それまでは子どもへの作業療法に興味があったのですが、この経験をきっかけに高齢者リハビリへの興味が湧いてきました。
4年次になって卒業研究が始まり、音韻障害に対するコミュニケーションをテーマに実験を進めています。これまでグループワークが中心だったので、自分で実験・分析して論文にまとめる作業はとても新鮮です。本学科は少人数で先生との距離が近く、実験や論文に関するアドバイスもこまめにいただいています。本学の学びを将来に活かし、患者さんの疾患だけでなくその先の人生まで考え、その方らしく生活できるよう支えてあげられる作業療法士を目指します。

診療放射線学科

学びの成果と 課題が見えたからこそ 夢への思いがさらに強くなった。 患者さんに寄り添い、 地元の医療を支えたい

保健医療学部 診療放射線学科4年
鹿追高校出身

高校3年の時に病院のインターンシップを経験し、診療放射線技師の仕事に興味を持ちました。本学のオープンキャンパスやボランティアにも参加し、地域や施設の方々と交流する楽しさ、本学教職員の方々のあたたかさにふれ、入学を志望しました。コロナ禍で先輩とのつながりを持つことが難しかったのですが、先生が質問や相談にも気軽に応じてくださるので、不安はありませんでした。
4週間の臨床実習では、画像解剖学で学んだ業務プロセスや人体構造の知識が役に立ちました。その一方、先輩技師への質問をためらってしまうこともあり、コミュニケーションスキルの不足を痛感しました。学びの成果や課題が見えたことで「診療放射線技師として働きたい」という思いがさらに強くなったように思います。
実習でしか得られない実践的な学びはもちろん、ゼミの先生のアドバイスや毎月実施される模試は、国家試験対策にとても役立っています。将来は小さな異変を見逃さず、患者さんの気持ちに寄り添える診療放射線技師として、地元・十勝の医療を支えていければと願っています。

臨床検査学科

知識が実技に 直結する実感。 先輩から教わることも 増えました

保健医療学部 臨床検査学科2年
釧路湖陵高校出身

顕微鏡を使った実習では、以前見たことのある標本なのに見方や理解度が全く異なり、講義の学びが活きていると実感します。コロナでサークル活動ができない分、先生が学年間の交流の場を設けてくださり、先輩から教わることも増えました。将来は臨床検査センターで検体検査や病理標本の作成に携わりたいです。

学会の 学生フォーラムに参加。仲間との切磋琢磨が大きな刺激になりました

保健医療学部 臨床検査学科3年
函館ラ・サール高校出身

学科長の勧めで日本臨床検査技師学会・北日本支部の学生フォーラムに参加し、全国の学生と意見交換を行いました。高い意識を持つ仲間と切磋琢磨する経験は大きな刺激となり、自らの成長を実感しています。豊富な臨床経験を持つ先生方のもとで実践的なスキルを磨き、病気の診断に不可欠な存在として医師をサポートしたいと思います。

臨床工学科

A Iを活用して医療に貢献したい。苦手分野の克服とともに第2種ME技術実力検定合格を目指しています

保健医療学部 臨床工学科2年
旭川西高校出身

コロナ禍をきっかけに医療機器「ECMO(エクモ)」を操作する臨床工学技士の仕事を知り、どんなにAI が進化しても人の手でしか行えず、AI を活用して医療に貢献できる点に興味を持ちました。1年次後期からは臨床工学に関する専門的な学修が増え、医療人へ近づく手応えを感じています。高校で選択しなかった生物の勉強に苦戦していますが、友人と教え合いながら克服に取り組んでいます。今後はME2種検定合格を目指すとともに、英語力の強化にも力を入れたいと考えています。

臨床工学技士には命を支える責任がある。現場で役立つ知識や技術を大いに学び、将来は研究や教育に携わりたい

保健医療学部 臨床工学科2年
帯広大谷高校出身

入学するまでは、臨床工学技士は医師をサポートする存在だと思っていました。しかし内視鏡など治療に直接関わる機器について学び、臨床工学技士はチーム医療の一員として命そのものに関わる仕事なのだと改めて実感しました。1年次には人体のしくみや機能などの基礎知識に加え、心理学や倫理学を通して患者さんとの向き合い方も学ぶことができました。今後は医療現場で役立つ実践的な知識や技術を大いに学んでいきたいです。そして将来は臨床を経て大学院に進学し、研究や教育に携わることも視野に入れています。

介護福祉マネジメント学科

多角的な視点で福祉を学び施設運営の担い手としての自覚を持って専門性を高めていきたい

総合福祉学部 介護福祉マネジメント学科2年
札幌光星高校出身

本学の先生は各分野の専門職として経験を積んだ方ばかりなので、すべての授業が面白くてたまりません。多様な価値観にふれ、高度な専門性を養う大学の意義を改めて実感しています。チームケアを学ぶ授業で多職種連携の大切さを知り、介護だけでなく多角的な視点を持って福祉に携わりたいと考えるようになりました。最近は学外の手話サークルに参加し、手話や言語機能を学んでいます。将来的に施設長などの役割を担う立場であることを自覚し、卒業後は本学部の通信教育部に入り、社会福祉士の資格も取得したいと考えています。

あるべき介護を自らに問いかけ介護士の存在意義を改めて実感。地域包括ケアへの志は変わりません

総合福祉学部 介護福祉マネジメント学科2年
札幌新川高校出身

高齢者福祉の未来を変えたいという思いで入学しましたが、施設見学で介護をめぐる課題を痛感しました。自分にできることはあるのか、このまま働けるのか、と悩んでいましたが、介護過程の授業で「利用者にとって必要な支援とは何か」という問いに向き合い、介護士にしかできないことがあると改めて実感しました。入学時に抱いた「地域ぐるみで介護を支える社会を創る」という思いは今も変わりません。卒業後は高齢者福祉施設で経験を積み、将来は施設運営者として地域包括ケアを担っていきたいと考えています。

ソーシャルワーク学科

実践力とコミュニケーション力を磨きスクールソーシャルワーカーとして子どもや保護者の力になりたい

総合福祉学部 ソーシャルワーク学科2年
幕別清陵高校出身

ソーシャルワーカーは治療ではなく、社会福祉の立場から患者さんとご家族を支える医療職と知り、入学しました。総合福祉学部は少人数なので先生も学生同士も距離が近く、他学科の学びも知ることができます。心理学を学ぶ中で児童心理に興味が湧き、スクールソーシャルワーカーとして子どもや保護者の力になりたいと思うようになりました。飲食店でのアルバイトもコミュニケーションスキルを養う上で役立っているように思います。今後は演習にも真剣に取り組み、3年次から始まる実習に自信を持って臨みたいです。

地域に貢献できる福祉職とは?親身に寄り添ってくれる先生と一緒に将来を模索しています

総合福祉学部 ソーシャルワーク学科2年
旭川実業高校出身

入学当初は福祉施設の運営に携わりたいと考えていましたが、1年を通してさまざまな学びを深める中で、運営者が抱える課題や難しさが見えてきました。人見知りしない性格なので、最近は住民の生活に寄り添い、地域に貢献する自治体のケースワーカーにも興味が湧いています。大学では毎月先生と面談する機会があり、大学生活や進路について一緒に考えてくださるので、とても心強いです。将来に必要な資質やスキルを身につけるため、講義はもちろん演習や実習にも前向きに取り組んでいきたいと思います。

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